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2019年3月1日

皆さんは普段の歯磨きの際にデンタルフロスはお使いですか?

毎日の歯磨きでさえ面倒くさいのに、この上さらにフロスなんて!とお思いの方も多いのでは

ないでしょうか。デンタルフロスってなかなか地味に面倒くさい作業ですよね。よくわかります。

何故ならすべての歯と歯の間にいちいち鏡で確認しながら糸を通して行かないといけないわけですから。

しかもデンタルフロスを歯と歯の間に通したら、前後のそれぞれの歯面に沿わせて

上下に3往復ずつ擦り上げないとプラークは取れてきません。

この時に、デンタルフロスを沿わせるだけではプラークは取れてきません。

歯面に擦りつけることによってプラークがデンタルフロスの繊維に

絡めとられ、剥がし取っていくのです。

これを28本(親知らずのない方)歯のある方は26回繰り返すわけですから

なかなかの苦行です。そしてそのあと通常の歯磨きが待っています。

毎日のこととして習慣化してしまえばいいんでしょうけど、

なかなかそうなるまでが大変ですよね。

ただ、フロス(隙間の大きな方は歯間ブラシです)をしないと確実に歯周病や虫歯になっていきます。

というのも私たちが普段行っている歯磨き、実は歯全体の7割しか磨けていないんです。

しかも10分以上かけてじっくり磨いた人で7割なので

それ以下の時間の歯磨きだと磨き残しはさらに増えてしまっています。

じゃあ残りの3割相当の磨き残しはどこかというと、そうまさに歯と歯の隙間なんです。

この隙間のプラーク汚れを放置しておくと粘り気が強くなり定着します。

やがてそこから悪臭を放つようになり、これが口臭の原因になります。

さらに時間が経つと歯の表面からは当然虫歯になり、歯肉の隙間は

増殖した細菌叢により炎症を起こし歯周病になります。

そして歯周病によって歯周組織が破壊されると

歯周病菌が毛細血管へ侵入し、そこから全身へまわり

糖尿病の増悪、血栓や動脈硬化の促進、細菌性心内膜炎と

お口の中にとどまらず、全身の健康を害していきます。

妊娠中の方は早産のリスクが高まりますので妊娠中は歯磨きはもちろんのこと

歯と歯の隙間のケアだけは何としてでもやっていただきたいです。

ちなみに当院でも販売している音波電動歯ブラシ(ソニケア)は隙間にぐいぐいブラシの束を

押し込んで30秒以上置いておいてもプラークが残ります。

手磨きよりは取れますが、これは音波電動歯ブラシの本来の使い方ではないので

やり続けると歯肉を傷つけ歯も痛めます。

それほど歯と歯の隙間のプラークは粘り気が強く取れにくいのです。

そこでおススメなのがfluorflossです。

Made in Italy、Milano生まれらしくスタイリッシュでお洒落なケースに入っています。

fluorflossの何がおススメなのかというと『とにかくごっそり取れる』ということ。

しかも歯肉に対しては非常にソフトに優しく触れるように設計されているため

歯肉を傷つけず、仮に強くグイグイ歯肉に食い込ませても全く痛みがありません。

そしてターゲットのプラークに対しては、まるでイタリア男のごとく(想像)

情熱的に(本当か?)ねっとりと絡みつき、一度掴んだら最後

二度と放しません(イタリア男の方すみません)。

今までたくさんの会社のデンタルフロスを使い倒してきましたが

これは別物、というかもはや別格です。

従来のデンタルフロスは歯と歯の隙間に入れるものなのでとにかく入れやすく細く

することに重点が置かれていて、どうしても汚れの取り残しがありました。

これを取るのに幾度となくこする必要があったため時間がかかってましたし

何より歯肉に当てる時に痛いんです(特に前歯!)。

fluorflossはお口の中の水分に触れることで細かった繊維が急速に膨張します。

その繊維の本数は何と384本!驚愕です。

膨れ上がった繊維群は瞬く間に歯間部を覆いつくし、歯面に密着、そこにあるプラーク汚れを

絡め取り、フロス内部へとどんどん飲み込んでいきます。

通常の2~3日経過したプラーク塊ならばほぼ1回で取れてしまいます。

今までのデンタルフロスの苦労と時間は一体何だったのかと思うほどすっきり取れます。

歯磨きマニアの方も、これからデンタルフロスを始めようと思っている入門生の方も

是非一度手に取って試してみてください。

病みつきになります。

 
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