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2019年2月11日

皆様こんにちは。

土曜日はここ練馬にも朝から晩まで雪が降りとても寒かったですね。

昨年の大雪の時は道路にたくさん降り積もった雪が翌日凍結して、日陰では何日も路面凍結した状態が続いていて

歩くとき滑って大変でしたけど、幸い今回は降った雪が道路に積もることもなく済んだので良かったです。

水道の水も冷たくて歯を磨いた後、口をすすぐ際にしみてつらい思いをしている方も多いと思います。

そんな毎日の日課の歯磨きで使う歯ブラシですが皆様は歯ブラシを選ぶ際に何か気を付けていることはありますか?

奥まで磨きやすいように歯ブラシの頭が小さいものが良いとか、毛の先端が細くてよく当たりそうなもの

だったり、毛量だったり、毛の柔らかさだったり、はたまた長い時間しっかり磨けるように握りやすいものが

いいと歯ブラシの持ちやすさが大事だったり、いやいや歯ブラシなんてどこも一緒、安けりゃ何だっていいよと

こだわるところは人によって様々十人十色だと思います。

そんないろんなこだわりを多く盛り込んだ歯ブラシが実はあるんです。

そう、スウェーデン生まれのあいつ、ことTePeの歯ブラシです。

スウェーデンといえば、自動車のVOLVOなどが有名ですが歯科の分野では予防先進国としても有名で

国全体として歯科医院での定期的なメンテナンスを受ける習慣が定着しており、国民の約9割が検診のために

定期的に歯科医院を受診しているそうです。

そのスウェーデンの薬局で購入されている歯ブラシの77.1%、歯間ブラシの82.3%がTePe製品ということで

現在スウェーデンで人々の口腔状態が良いことと、スウェーデンで広く愛用されているTePeの歯科製品は

切っても切り離せない関係となっております。

実はこのTePeの歯ブラシ、私事で恐縮ですが、かれこれ18年愛用しています。

なぜこんなに長い間使い続けているかというと答えはいたってシンプルでとても『磨きやすい』からです。

まず特徴的なのはヘッドの形が先細く加工してあることで、奥歯を磨く際に狭い隙間にすっと入れやすくなっており

全ての方が苦手とする上顎の一番奥の表側を磨く際にも全く苦になりません。

ただこの場所を磨くときはちょっとしたコツがありまして、『それは口を少しだけ開け(1センチぐらい)磨きたい側に

下顎をずらす』です。これにより狭かった奥歯の側面に隙間が生まれ歯ブラシを容易に入れられるようになります。

これは日頃歯ブラシの方法をお教えしている際にもお伝えしているんですが、これにより

いままで磨けなかった皆さんがとたんに磨けるようになっていますので皆様もお試しになってください。

また女性の小さな手でも持ちやすいようにしっかりと握れるグリップデザインでペングリップで長い時間持っても

全く疲れを感じることがありません。

次に特徴的なのはブラシの毛で、先端に行くにしたがって先細りにテーパー加工してあり、毛に弾力があるので

押し当てても弾力で元に戻ってきます。しかも先端が丸くラウンド加工してあるので、磨いている際に

歯や歯肉を傷つけないようになっています。この毛がびっしりとストレートに配列されいるので、斜め45度で

歯と歯肉の境目に歯ブラシを当てた際に毛が束になり、毛束の先端でプラーク(歯垢)をしっかり捉え、

たわんだ毛の反発力によりプラークを掻きとって綺麗にしていきます。

ちなみに歯ブラシを当てる際に一生懸命磨こうとギューギュー押し当てる方いますがその必要は一切ありません。

毛の柔らかさにもよりますが、当院で推奨しているソフトタイプですと100g前後の力加減で

十分プラークが取れますので力の強い方でも150gを超えないように気を付けてください。

100gの力加減を知りたい場合、1番正確なのはキッチンスケールに歯ブラシを押し当てることです。

キッチンスケールがない方は、感覚になりますが、歯ブラシを当てて気持ちいいなと思えるぐらいが

割と近いと言われていますので試してみてください。

ちなみに歯ブラシはずっと使っていると毛がへたって先端が広がってきます。

そうなると毛先が歯と歯肉の境目に当たらなくなり、磨くことが出来なくなります。

そうなったら歯ブラシの交換時期になります。

イギリスのマンチェスター大学の研究で、世界中で一年間に何本歯ブラシを使うか調査したところ

1位がドイツで何と年間20本も使うそうです。およそ2週間ちょっとで歯ブラシを交換する計算です。

その次がスウェーデンで年間12本、こちらは1か月で歯ブラシを交換している計算でとても理想的だと思います。

お隣韓国は年間8本,そして日本はというと、何と年間3,5本だそうです。むむむ。

ちなみに1か月使用した後の歯ブラシの毛先には1億個以上もの細菌が検出され、汚れたスリッパの底の1万倍レベルの

汚さだったそうです。スリッパの底で歯磨きだなんて。しかもその1万倍以上だなんて。イヤー!!

その汚れたスリッパ、ではなく歯ブラシを使い続けると、使うたびにお口の中に細菌を供給することになり、

結果細菌が増殖していき、お口の中の細菌のバランスがどんどん崩れていきます。

それが続いていくと、悪い細菌の強固な細菌叢が出来上がり、やがてお口の中から全身へ広がっていき、肺炎や動脈硬化、

血栓症や糖尿病、がんなどあらゆる病気のリスクを増やすことに繋がっていきます。

ですから歯ブラシを使った後は、必ずしっかりと水気を取り、よく乾かしてください。

出来れば歯磨き後にデンタルリンスなどの殺菌剤を使用し、その際に歯ブラシを漬け込むか、デンタルリンス使用時に

歯ブラシを口の中に入れ一緒に磨くなどして細菌が繁殖しないようにしてください。

そして何よりも確実なのが『1か月経ったら新しい歯ブラシに交換する』ということです。

当院ではヘッドが小さめのTePeセレクトコンパクトのソフトを販売しております。

また奥歯や磨きづらい歯肉の溝をピンポイントで磨けるTePe コンパクトタフトブラシなどなど

多数デンタルケアグッズを取り揃えておりますので

ご興味がある方はいつでもお気軽にご相談ください。

歯ブラシや歯磨き粉、キシリトールなどデンタルケアグッズだけ買いに来られる方も

多くいらっしゃいます。

皆様をお待ちしております。

 
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